「昔はこれで良かった」が通用しない!ハラスメント意識改革

1.職場の違和感、それハラスメントかも?
皆さん、こんちには!「ハララボ」の中堅社員、羊のメー子です。
職場の人間関係って、なかなか難しいものですよね。
私もかれこれ中堅と呼ばれる立場になり、後輩たちの元気な姿に、ついつい昔の自分を重ねてしまいます。ただ、そんな中で時々耳にするのが、
「昔はこれで良かったのに…」
という、まるで戸惑っているような不安な声。
良かれと思ってかけた言葉が、思わぬ形で受け取られてしまい、互いにすれ違いを抱えてしまうこと、ありませんか?
特に、近年ではハラスメントに対する意識が大きく変わり、メー子が「当たり前」だと思っていたことが、実はそうではなかった、なんてことも増えている気がします。
今一度、職場環境を見直す良い機会かもしれませんね。
2.無意識のうちに、加害者になってない?
「ちょっと冗談を言っただけなのに」
「昔はみんなこうだったのに」
そう思っていても、相手が不快に感じたら、それはハラスメントになり得ます。
特にメー子が感じるのは、昔の職場では「常識」とされていたことが、今の若い世代にとってはそうではない、というギャップかもしれません。
例えば、プライベートに踏み込む質問や、見た目に関するコメント。
私も昔は悪気なく言っていたこともありますが、職場の価値観は常に変化していると痛感しています。
もしかしたら、あなたも無意識のうちに、誰かを傷つけてしまっている可能性もゼロではないのです。
私たちはチームの和を大切にしたいからこそ、この変化に向き合う必要があるんです。
3.悪気はなくても、偏見が根っこに
「悪気はなかったんです…」という戸惑いがちの言葉。
メー子も何度か、そんな声を聞いたことがあります。
もちろん、本当に悪気がなかった方もいるでしょう。でも、悪気がなかったからといって、相手が傷ついた事実が消えるわけではありません。
その根っこにあるのが、「アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)」かもしれません。
私たちは知らず知らずのうちに、性別や年齢、職種などによって、特定のイメージを抱き、それが言動に現れてしまうことがあります。
このバイアスに気づき、自分の中にある偏見と向き合うことこそが、ハラスメントをなくす第一歩になります。
まずは「もしかして?」と、じっくり考えてみること、そこから始めてみませんか?
4.知って歩み寄る、それが大切
この記事で一番伝えたいことは、ハラスメントを減らしていくためには
✅「新しい常識を学んでいくこと」
そして
✅「ちがう価値観を持つ相手に、そっと歩み寄る姿勢」
が大切なんだろうなぁ……と、メー子は感じています。
時代の変化とともに、何がハラスメントにあたるかの基準は常にアップデートされています。
私たち一人ひとりがその変化に目を向け、学ぶ姿勢を持つことが重要です。
そして、異なる世代や背景を持つ同僚たちとの間に生まれたギャップは、一方的に「昔は…」と決めつけるのではなく、お互いの価値観を尊重し、理解しようと歩み寄ることでしか埋まりません。
チーム全体が安心して働けるように、私たちから行動していきましょう。
5.対話で築く、安心できる職場へ
「昔はこれで良かった」
という言葉の裏には、もしかしたら戸惑いや寂しさがあるのかもしれません。
でも、時代は確実に変化しています。この変化を後ろ向きに捉えるのではなく、より良い職場環境を築くためのチャンスと捉えてみませんか?
私たち中堅社員が、積極的にハラスメントへの意識をアップデートし、若手社員たちの声に耳を傾けることで、きっと職場の空気は変わります。
少しずつでも対話を重ね、お互いを理解し尊重し合える関係を築くことで、みんなが安心できる、心理的安全性の高い職場が生まれるはずです。
さあ、一歩踏み出してみましょう!